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第6章 パス・コンパイル・テスト

更新日:1月28日

まず、パスを作成します。

編集メニューから階層アイコンをクリックし、2つ目の白抜きネットワークアイコンをクリックします。

(図-1)
(図-1)

OKアイコンをクリックします。

(図-2)
(図-2)

パスが作成されました。

パス数は、8です。

分かりますか?

パスを見る場合は、定義済み処理図形が呼び出し元に書かれていると想定してください。

すると、定義済み処理図形でパスが2つあります。

そして、その各々に対してMainフローチャートのパスが4つあることが分かります。

2×4 =8 となります。

(今は分からなくても大丈夫です。慣れるに従って分かるようになります。)


 次に、コンパイルやテストを行うためプログラムソースをVisual Studioへ渡します。

編集メニューのランプアイコンをクリックし、2つ目の白抜きファイルダウンロードアイコンをクリックします。

(図-3)
(図-3)

ファイルダイアログが表示されたら「Program.cs」をクリックし右下の「保存」ボタンをクリックします。

(図-4)
(図-4)

上書き確認メッセージが表示されたら「はい」ボタンをクリックします。

(図-5)
(図-5)

続いて、「Sample01」を起動します。

Sample01.slnをダブルクリックします。

(図-6)
(図-6)

メニューの「ビルド」をクリックし、1つ目の「ソリューションのビルド」をクリックします。

下段に赤いマークが3つあります。

これは、エラーのマークです。

各マークの右端に何行目でエラーが出ているか示されています。

83行目と86行目です。

見てみましょう。

(図-7)
(図-7)

「ent1」の変数が定義されていないというエラーです。

定義は74行目で行ったはずですが・・・

ここでは、「ent1」ではなく「ent」で定義しています。

これが原因です。

83行目と86行目を「ent」に変更します

(図-8)
(図-8)

もう一度ビルドします。

下段に「成功 1」と出力されています。

うまくいきました。

しかし、フローチャートの方は変更されていませんので変更しなければなりません。

(図-9)
(図-9)

こういう時は、プログラムソースの取込み機能を使います。

(図-10)
(図-10)

編集メニューのランプアイコンをクリックし、3つ目の白抜きのファイルアップロードアイコンをクリックします。

ファイルダイアログが表れますので、「Program.cs」ファイルを選択して右下の「開く」ボタンをクリックします。

(図-11)
(図-11)

これだけで、プログラムソースをどんなに変更しても全て取込まれます。

確認してみましょう。

(図-12)
(図-12)
(図-13)
(図-13)

3カ所とも変更されています。


それでは、テストのためテスト用のプログラムソースをVisual Studioへ渡します。

編集メニューのランプアイコンをクリックし、4つ目のファイルダウンロードアイコンをクリックします。

(図-14)
(図-14)

ファイルダイアログが表示されたら「Program.cs」をクリックし右下の「保存」ボタンをクリックします。

(図-15)
(図-15)

上書き確認メッセージが表示されたら「はい」ボタンをクリックします。

(図-16)
(図-16)

次に、トレースファイルを削除します。

トレースファイルは常にデータを追加するので新しくテストを行う場合は削除します。

(図-17)
(図-17)

テストを行います。

再びVisualStudioを起動してメニューの「デバッグ」をクリックし、4つ目の「デバッグなしで開始」をクリックします。

(図-18)
(図-18)

コンソールにメッセージが表示されます。

(図-19)
(図-19)

数字の1を入力してenterキーを押下します。

奇数の合計「9」が表示されました。

うまくいったようです。

(図-20)
(図-20)

では、トレースファイルをフローチャートに取込んで確認しましょう。

編集メニューのランプアイコンをクリックし、5つ目のファイルアップロードアイコンをクリックします。

(図-21)
(図-21)

ファイルダイアログが表れたらトレースファイルをクリックし右下の「開く」ボタンをクリックします。

(図-22)
(図-22)

テスト済数に2、未テスト数に6と表示されています。

(図-23)
(図-23)

テスト済みのパスを確認しましょう。

編集メニューの階層アイコンをクリックし、1つ目の文字Pアイコンをクリックします。

(図-24)
(図-24)

テスト済みのパスが緑色で表示されました。

指示を「1(奇数)」でエントリーしましたので左半分のパスを確かに通過しています。

(図-25)
(図-25)

では、指示「2(偶数)」もテストしましょう。

メニューの「デバッグ」をクリックし、4つ目の「デバッグなしで開始」をクリックします。

今度は、指示を「2(偶数)」でエントリーします。

合計が「6」と表示されました。

1~5までの整数のうち偶数の合計は、2+4 =6です。

うまくいきました。

(図-26)
(図-26)

早速、トレースを取込んでみましょう。

(図-21)、(図-22)に習ってトレースファイルを取込んでください。

テスト済数が4、未テスト数が4に変わりました。

(図-27)
(図-27)

(図-24)に習ってテスト済のパスを表示します。

(図-28)
(図-28)

定義済み処理図形のコンソールから1,2以外の入力を除いてテストできています。

では、1,2以外をテストしましょう。

(図-29)
(図-29)

無事エラーになりましたので1を入力します。

(図-30)
(図-30)

では、トレースを取込んでテスト済みのパスを表示します。

(図-31)
(図-31)

フローチャートは全ての経路を通ったとしてすべて緑ですが、テスト済数は6で未テストが2つあります。

どこをテストしていないか今度は未テスト表示((図-24)の2つ目の白抜きの字Pアイコンをクリック)をしてみます。

(図-32)
(図-32)

原因は、コンソールからの入力が1,2以外で、そのあと先ほどは1を入力しましたが2の入力が無いということです。

 早速テストします。

(図-33)
(図-33)

トレースを取込みます。

(図-34)
(図-34)

テスト済数は8、未テスト数は0になりました。

無事、全てのパスをテストすることができました。

次は、すごろくに挑戦してください。


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