序章 プログラミングやろうぜ!
- 新原 俊一
- 2024年12月20日
- 読了時間: 3分
更新日:1月12日
プログラミングの楽しさは、自分の思いがコンピュータ上で実現できることです。
あなたにも、こんなゲームを作ってみたい、他の人が作ったことの無いアプリを作ってみたい、そんな思いがあるはずです。
でも、プログラミングは難しい?
続けられるか自身がない?
なぜ、プログラミングを難しいと感じるのでしょう。
「プログラム言語が難しいから?」、いいえ違います。
あなたの思いをコンピュータに正確に伝えることが難しいからです。
「コンピュータは思い通りには動かない、命令通りに動く」という有名な言葉があります。
例えば、「キッチンのテーブルに置いてある果物かごからミカンを1個持ってきて」は、我々にとって何気ない日常会話です。
これだけで相手に十分思いが伝わります。
ところが、コンピュータだとどうなるでしょう。
まず、キッチンがどこにあるかを教えなくてはなりません。
次に、どういうルートでそこに行くか?
テーブルとは何か?
テーブルはどこにあるか?
果物かごとは何か?
ミカンとは何か?
と、延々教えなくてはなりません。
教え方も問題です。
「キッチンに行って」、「テーブルへ行って」、「果物かごへいって」と順番に処理する、順次処理。
果物かごの複数ある果物からミカンを選択する、選択処理。
「もう1個持ってきて」と言われたら同じ動作を繰り返すわけですから、繰返し処理。
この3つの処理方式を身に付けないとコンピュータに教えることはできません。
「ますます難しく思えてきた・・・」
これらにいきなり飛び込むと非常に難しいものになりますが、基本を一歩一歩学べば誰でも到達できるものです。
この講座は3部で構成されています。
・プログラミングやろうぜ Part1
3つの処理方式とプログラムが完成するまでの過程を経験します。
あなたは何も考えることなく講座を読み進め、言われたとおりに手を動かしてください。
最後までいけば必ず自身が付きます。
・プログラミングやろうぜ Part2
プログラミングにつきもののプログラムの修正について学びます。
・プログラミングやろうぜ Part3
すごろくゲームを作ります。
かなり本格的です。
楽しんでください。
この講座は、徐々にプログラミングの感覚を身に付けられるよう構成しました。
ですから、途中でわからくなってもかまいません。
最後までやってみて、わからなかったところに戻って考えてみてください。
それでもわからいときは、次の講座へ進みましょう。
あなたの前にパソコン1台あれば、さあ始めましょう!
***** コメント *****
この講座で使用するツールは、すべて無料のものを用意しています。
・フローチャート作成ツール:「フローチャートプログラミング C#」(OSA・LTD LLC)
・プログラム実行ツール:「Visual Studio 2022 Community」(Microsoft社)
この講座を利用するパソコンの動作環境には以下が必要です。
・OS:Windows 11
・CPU:インテルi5 以上推奨
・メモリ:16GB 以上推奨
・モニター(横長):1920×1080(FULLーHD)、2560×1600(WIDE-QXGA)
OS、モニターは必須です。
*****
© 2024 OSA・LTD LLC