フローチャートプログラミング C# 操作マニュアル【D.フローチャート実行-2】プログラムコードの書き方
- 新原 俊一
- 2024年10月30日
- 読了時間: 2分
更新日:2024年12月11日
D-3. プログラムコード
D-3-1.プログラムコードの書き方
(1)対となる図形は、開始、終了のスコープを合わせる。
例えば、開始図形と終了図形は対です。
スコープの始まり「 { 」と終わり「 } 」を合わせます。
他にもループ開始図形とループ終了図形があります。


(2)定義済み処理図形
呼出し側は以下のようになります。

呼び出される側です。

(3)判断図形
(図-5)~(図-9)は、Sample01フローチャートの各図形のプログラムコードで
す。
インデントは、いずれも図形の中でしか考慮しません。
また、判断図形にはプログラムコードがありません。





このフローチャートから作成されるプログラムソースは(図-10)となります。

ご覧のように判断図形は if ,else文で展開されソース全体のインデントも正しくとら
れています。
判断図形を switch文で表したい場合は、判断図形のタイトル欄に「(ent1)」とカッコ
つきで変数を書き、条件図形は値とします。

(4)クラス
クラスの書き方は、フローチャートプログラミング独自の書き方になります。
(図-13)のようにクラスの基本形は4層で構成します。
・1層(図-13):クラスの開始宣言やフィールド、プロパティー、コンストラクターを
書きます。
・2層(図-14):形式的な仮想の分岐で判断図形、縦型多分岐図形、横型多分
岐図形が使用できます。
条件図形のタイトル欄は書いても書かなくても任意です。
・3層(図-15):ここにはメソッドを描きますが、使用できる図形は処理図形と定義
済み処理図形です。
定義済み処理図形のコード欄には何も書きません。
・4層(図-16):終了図形を描きます。








