フローチャートプログラミング C# 操作マニュアル【はじめに】
- 新原 俊一
- 2024年12月2日
- 読了時間: 2分

- はじめに -
プログラミングの習い始め、必ずと言っていいほどフローチャートを描かされました。
誰にも馴染みのツールですが慣れるにつれて描かなくなります。
それは、フローチャートの次にプログラムコードを書くため非効率と感じるからです。
「フローチャートからプログラムを作れたら・・・」と思われた方も多いのではないでしょうか。
表題の「フローチャートプログラミング」は、フローチャートにプログラムコードを組込むことにより、フローチャートを作りながらプログラムソースを作成するツールです。
本製品がサポートするのは構造化プログラミングで描かれたフローチャートで、プログラム言語は「Visual C#」です。
作業手順は以下のようになります。
手順1.プロジェクトIDを登録
複数のフローチャートIDを纏める単位のプロジェクトIDを追加します。
手順2.フローチャートIDを登録
複数のフローチャートを纏める単位のフローチャートIDを追加します。
手順3.フローチャートを編集
クラス単位にフローチャートを作成します。(*1)
手順4.フローチャートのパスを作成(自動)
手順5.プログラムコードを編集
フローチャートの図形にプログラムコードを作成します。
手順3と同時でも構いません。
手順6.プログラムソースを作成(自動)
プログラムソースは、パスを作成した後に作成します。
手順7.デバッグ
プログラムソースを実行環境へ渡しデバッグを行います。(*2)
プログラムソースに変更があればフローチャートへ取込みます。
手順8.カバレッジを作成
テスト時に自動的に作成されるトレースを取込みカバレッジを作成します。
(*1)Visual C#は、オブジェクト指向言語ですので処理の単位が「クラス」になります。
また、コンソールプログラムだけでなく、GUI(画面操作)プログラムも作成できます。
【補足-1】、【補足-2】に各々サンプルがあります。
(*2)実行環境:フローチャートプログラミングには実行環境がありませんので、他の統合開発
環境(VisualStudioやEclipse 等)へプログラムソースを渡しテストを行います。
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